半額の刀ステを観倒したということ

刀ミュが一年視れるので、31日で期限が切れる刀ステを観倒した、Wi-Fiが安定しなかったのだが、窓際へ吊り下げてアルミホイルでぐるぐる巻にしたら安定するようになったんだけどもふざけてんのか??とは思うがずっと不安定だったからありがてえんよな、、、

ここで観倒して思ったことを書くのだけど主に義伝、慈伝、維伝になる。悲伝も観てたけど、前回の記事でチョロリと書いてしもうたんだ………。

とりあえずとっかかりは虚→悲ルートと維→无ルートの話なのだが、慈伝もちょっと入る、なぜかというと小烏丸である。小烏丸の目的が何かという事だ、小烏丸は維伝では落差のある演技を、悲伝では子供を慈しむ演技をする。足袋の色が悲→白 維→黒であることがら、オデットとオディールみたいなものなのかな?とかも思う、というか慈伝の本丸には小烏丸っているよね?と不安にもなってくる。
小烏丸の演技、三日月にも通じるんですよね、虚伝初演の三日月の演技と悲伝の小烏丸は似たように優しくて懐深いものを見せる、維伝での小烏丸は義伝や悲伝の三日月のような優しい反面、硬質さを感じてしまう。

まぁ、大抵が考え過ぎなのだが、このように消化すると個人的に身体に優しいという一個人の意見なのであるが三日月が不在になったことにより、三日月の立場が鶴丸や小烏丸へシフトしたのだろうかな?というのが普通に考えての結論、維伝の鳥太刀は三日月宗近を識り、そして喪った本丸の鳥太刀なのは明らか、ここで時系列を整理する。

健鶴ルート
虚(再)→義→悲→慈→山姥切国広を見送る
染鶴ルート
虚(初)→天→无→(次回の陽)→維→山姥切国広を見送ったが山姥切国広が帰還してない

これは私の完全な妄想なのだが、健鶴ルート本丸はおそらく慈伝で終わり、悲伝で止まり延々とループする本丸なのだ。いや、明確には「だった」
悲伝で三日月が刀剣男士が負けたことがない、歴史は改変されないという話をしたが、染鶴ルートでは改変された、もしくは改変が進んだ歴史が出てくる。
つまり、あの健鶴本丸の時間軸は放棄された時間軸になったのではないか?と想像したらちょっと怖くなった。
そして、山姥切国広は苦無になってたら更にやだなぁと思った。


あと黒甲冑なのですが、あれは鵺のプロトタイプだったんじゃないかなと、黒甲冑は政宗様は自分のせいだよと言うけどあれっておそらくは諸説の影響を受けた、つまり義伝に影響する何かしらの時間軸があり、そこから生まれたのが黒甲冑、そして次の悲伝で鵺が生まれる訳だが、遠足を行い、黒甲冑を受け入れたのが鶴丸国永という条件の元で分岐した存在が太刀ホトトギスだった。
太刀ホトトギスは、全ての足利義輝の刀が統合した存在、つまり黒甲冑と生まれが同じなのでは?というか鶴丸国永が黒甲冑に混ざったことにより「伊達のキメラ」としての黒甲冑が完全体になってたらやだぁ、やだなぁ!
三日月がホトトギスを見逃したのは、ホトトギスから分岐して刀剣男士になる可能性があったのでは?と思った。三日月は三日月で足利義輝の刀は斬る気が無かったんかぁというぐだぐだした話でした。

刀剣男士こうじゃないか妄想

5月のはじめに刀ステと刀ミュの半額セールやってたので、延々に観ているのだがゲームと2.5などを観ながら6年経過してやっとこうじゃないかな?と感じたことをボチボチ頭整理してみようと書き出してます。

山姥切長義の話
山姥切長義実装時に色々ひと悶着あって、彼については割と私も解釈をどうすればいいか悩んでいたのですが、色々メディアミックス観て感じたのは、山姥切長義という刀は大千鳥十文字槍と同じなんじゃないかな?ということです。
大千鳥十文字槍は、槍の種類の中の一つなのですが後世の創作などで十文字槍を使用する真田幸村さんが描かれることが多く、一般的に浸透したことにより、真田ゆかりの槍として刀剣乱舞へ参戦しましたが、本来の大千鳥十文字槍は、巴形薙刀や静形薙刀と同じ存在なんじゃないかな?と考えると、山姥切長義という存在は「本作長義」という現存する刀があり、山姥切国広が有名になったことにより「山姥切国広の本歌」という物語を本作長義が持ってしまい、山姥切長義という物語のキメラのような存在が刀剣乱舞へやってきたという認識。
本来の本作長義としてやってきた場合は、水心子や南海みたいな刀工メインかつ相州伝において長船の作風を復活させたという逸話メインでやってきたんじゃないかな?と思います。
彼も人間によって物語を与えられたものの、その物語は実際に自分の物語なのかという歪さを内包した存在かな?という考えです。(2021年時点)

悲伝における三日月宗近の話
最初に悲伝観た時は、スーパーチート平安美形おじいちゃんの無双ストーリーだと思っていたんですけど、何回も観て、旡伝まで観るとこの三日月さん、恐らくですけど本丸襲撃→虚伝を無限に繰り返しているんじゃないかな?と、TLでも言われてましたが鶴丸国永や本丸の仲間をその中で失っているのでは無いか?という事です。
なので、三日月さんは本丸の仲間と触れ合いたいという願望は持ちつつも何度も何度も結果を変えられないとなれば、ある一定の距離感を保つしかない。
そして、鶴丸国永。
旡伝を観ていて、鶴丸国永とは本当に親友みたいな感じだったのかな?と、義伝悲伝の鶴丸国永も仲間を構い倒したい系統なので、鶴丸国永の基本的なスペックは演者さんが違っても変わらないならば、三日月がある一定の距離を取っていることに気がつくのも鶴丸かな?と考えれば、三日月からしたらめちゃめちゃにやりづらい相手なので三日月が見せたあの凄みや冷たさに関しては、鶴丸国永という刀全体への信頼の裏返し兼、ループものによくあるうわーそうだった鶴丸国永こんな感じだったー!という焦りな気がします。

旡伝で鶴丸国永が赤くなっているとありましたが、赤くなった鶴丸国永って小烏丸になるんじゃないかな?とも思います、御物としてそして、割と長く対でいっしょに居るんですよね、悲伝辺りから……というか舞台本丸の鶴丸国永さん、一緒に営業してるのが本体は残ってるけど焼失した燭台切さんと本体は現存してないけど写しが沢山いる小烏丸さんというなんだこの世界の悪意みたいなのは………明確な物語を持たないのに、本体が素晴らしいからと現存する彼への皮肉に感じないかなと

東京BABYLONE履修した

先日、同じ年代で同じカップリングが好きなフォロワーさんに偶然に用事があり、東京BABYLONEの話になった。CLAMP先生の作品は読んでいたものの、東京BABYLONEは履修していなかったのでフォロワーさんに聞いたらば、バナナがトラウマという答えだった。
とりあえずKindleで買った(大人になるとはこういうことなの、サスケくん)ので読んだのたが、愛蔵版と通常版の違いがありそうで震えている。

●感想
設定がファンタジーな割にバリバリに社会派漫画、色んなCLAMP作品は読んだけど東京BABYLONEが一番好きな気がする。レイアースとさくらは勿論好きなのだ、世代なので……ええ、世代なので……この漫画あまりにも預言書過ぎてダイヤルQが出てくることに違和感がある。
社会の価値観が未だに更新されてないことに申し訳無さも感じる、ありがとうございます、CLAMP先生。
あと、私はバナナよりも強姦されたおんなの子やハンカチ貰ったおんなの子の話の方がキツかった、バナナがキツくないとかゼッテー言わねぇ!でもな、娘は最低だけど人の心はかろうじてあった。

○考察
個人的な考察をする、Xしか知らなかった頃に私は星史郎さんのこと、結婚詐欺師だと思っていたのですが、改めて東京BABYLONE読んだ印象が以下です。
「社交性がある言峰綺礼
「20代のボンドルド」
話を読みながらなんで星史郎さんはすばるくんを害さないのか考えて読んでいたのですが、星史郎さん、ちょいちょい甘いね。あとなんでほくとちゃんの挑発に乗ったんだろうか……むしろ、ほくとちゃんをほくとちゃんさせないことこそ長い目で見てもすばるくんバットエンドなのになぁと、おそらく彼は「そこまで読んで」ほくとちゃんをほくとちゃんしたんだとは思うなぁ。

星史郎さんとすばるくんって同じ人間性なんですよね、ぶっちゃけた話、全員愛しているのって全員愛していないし
全員に優しいのは結局は利己的って言うし、それはすばるくんで、星史郎さんはきっと欠けた人で、ことみね神父の例えを出しましたけど、星史郎さんとすばるくんってことみねくんときりつぐくんみたいな感じ、でも根本的には違うんですよね、関係性が……星史郎さんは「自分と同じにしたかったんだな」って理解できますよね、すばるくんをさ、自分と同じにして自分を害させる、自分の母親が自分にしたのと同じことをすばるくんにしようとしているのが、本当に暴力の連鎖〜!虐待の構図〜!という横断幕作って和太鼓叩くしかない。

あの人のことをこんなに冷静にかんじれたの、絶対にYou Tubeサイコキラーとかの動画観たせいな気がする。
友情でも愛情でも、人間って誰かに与えられて一番強い感情を一番好きな人に与える気がするんですが、星史郎さんにとっての一番強い感情は桜塚護になった瞬間だとしたらあの人はギリギリまでやられないだろうなあって気持ちと自分と同じになって自分と同じ地獄を生きてほしいって気持ちには気がついて無いんだろうなって、完全に暴力による愛情しか彼は知らないし、すばるくんは暴力を受けたことで人間味が出てきたのは本当に皮肉過ぎる。

えー、とね、星史郎さんね、多分ねこの先は、あなたにとって更にガッカリする結果しかないし、あなたはすばるくんに囚われまいとするたびにすばるくんを思い出すと思うし、すばるくんは桜塚護にはならない気がするからさ、今度飲みに行こ?な?(肩を叩きながら)