刀剣男士こうじゃないか妄想

5月のはじめに刀ステと刀ミュの半額セールやってたので、延々に観ているのだがゲームと2.5などを観ながら6年経過してやっとこうじゃないかな?と感じたことをボチボチ頭整理してみようと書き出してます。

山姥切長義の話
山姥切長義実装時に色々ひと悶着あって、彼については割と私も解釈をどうすればいいか悩んでいたのですが、色々メディアミックス観て感じたのは、山姥切長義という刀は大千鳥十文字槍と同じなんじゃないかな?ということです。
大千鳥十文字槍は、槍の種類の中の一つなのですが後世の創作などで十文字槍を使用する真田幸村さんが描かれることが多く、一般的に浸透したことにより、真田ゆかりの槍として刀剣乱舞へ参戦しましたが、本来の大千鳥十文字槍は、巴形薙刀や静形薙刀と同じ存在なんじゃないかな?と考えると、山姥切長義という存在は「本作長義」という現存する刀があり、山姥切国広が有名になったことにより「山姥切国広の本歌」という物語を本作長義が持ってしまい、山姥切長義という物語のキメラのような存在が刀剣乱舞へやってきたという認識。
本来の本作長義としてやってきた場合は、水心子や南海みたいな刀工メインかつ相州伝において長船の作風を復活させたという逸話メインでやってきたんじゃないかな?と思います。
彼も人間によって物語を与えられたものの、その物語は実際に自分の物語なのかという歪さを内包した存在かな?という考えです。(2021年時点)

悲伝における三日月宗近の話
最初に悲伝観た時は、スーパーチート平安美形おじいちゃんの無双ストーリーだと思っていたんですけど、何回も観て、旡伝まで観るとこの三日月さん、恐らくですけど本丸襲撃→虚伝を無限に繰り返しているんじゃないかな?と、TLでも言われてましたが鶴丸国永や本丸の仲間をその中で失っているのでは無いか?という事です。
なので、三日月さんは本丸の仲間と触れ合いたいという願望は持ちつつも何度も何度も結果を変えられないとなれば、ある一定の距離感を保つしかない。
そして、鶴丸国永。
旡伝を観ていて、鶴丸国永とは本当に親友みたいな感じだったのかな?と、義伝悲伝の鶴丸国永も仲間を構い倒したい系統なので、鶴丸国永の基本的なスペックは演者さんが違っても変わらないならば、三日月がある一定の距離を取っていることに気がつくのも鶴丸かな?と考えれば、三日月からしたらめちゃめちゃにやりづらい相手なので三日月が見せたあの凄みや冷たさに関しては、鶴丸国永という刀全体への信頼の裏返し兼、ループものによくあるうわーそうだった鶴丸国永こんな感じだったー!という焦りな気がします。

旡伝で鶴丸国永が赤くなっているとありましたが、赤くなった鶴丸国永って小烏丸になるんじゃないかな?とも思います、御物としてそして、割と長く対でいっしょに居るんですよね、悲伝辺りから……というか舞台本丸の鶴丸国永さん、一緒に営業してるのが本体は残ってるけど焼失した燭台切さんと本体は現存してないけど写しが沢山いる小烏丸さんというなんだこの世界の悪意みたいなのは………明確な物語を持たないのに、本体が素晴らしいからと現存する彼への皮肉に感じないかなと