久しぶりにAYAKASHIの方の化猫観た

相変わらずひどい後味の話だった……。色々考察ブログ読み返して48時間だから明日までは、モノノ怪のプロトタイプというか前日譚である、怪〜AYAKASHI 化猫から一期のモノノ怪(薬売りさんが櫻井孝宏さんのバージョンです)が観れます。

んで、私は割とモノノ怪の方は観てるんですけど前日譚の化猫は記憶が曖昧だったので観たんですけどモノノ怪よりグロいぜ!

 

↓以下、自分用情報整理(名前が一部しかわからない)

 

●坂井家

じいさん(隠居)

じいさん長男(現当主)

じいさん次男

長男の嫁(ミズエ)

長男夫婦の娘(マオ)

●家臣群

オッサン(丸顔)

若いオッサン(細長い)

小田島様(新参)

●下働き

御局様

カヨ

ジーサン

 

この話、ネタバレすると暴君隠居が当主だった頃に攫ってきた女性が妖怪と化したみたいな話なんですけども、元ネタは鍋島化け猫騒動と呼ばれるお家騒動からの噂話らしいのだが、私はこの話に女子高生コンクリート事件(検索すると出てくる実際の事件、かなり胸糞悪いというかグロいので読む時は覚悟して読んで下さい)をちょっと思い出した。

んで、隠居が攫ってきたのがタマキという女性なんだけども多分だけども漢字は違うだろうけど、環から取られてそう、もっというと娘のマオは猫の中国語読みっぽいよね。

この家、歪なのが隠居と次男に嫁が居ないんだよね。尺の都合も有るだろうけど、なんかこう嫌な想像が出来て嫌だ。

坂井家は攫ってきたタマキを監禁する部屋まですでに有ったので、あの隠居は多分だけどタマキの前にも余罪が有りそうなんだよなあ、しかも長男の嫁に、隠居が迫ってるのでマオが誰の子供なのかもわからないというか、この家が異常なのはマオの死亡に関しては男性陣がかなーーり淡白なんだよな、しかもこのマオという娘さんは、借金のカタに嫁へ行くので、もっと彼女の死についてそれこそ長男の嫁さん並みに発狂してないとおかしいのだが、取り乱しているのは奥さんだけ、あとはシラーっとしてるのが怖い。

そして、その男性陣が人間らしいというか感情を込めたような声を出すのは、次男は猫を斬った時の話、長男はタマキを襲った時、隠居は誰かを嬲ってる時なので、男が女を押さえつけて、隠居という男に認められたミズエさんという名誉女性しか口を出せない、御局様はそれを全て理解してたんだけど、彼女は彼女でそのはけ口をタマキに求めて、すべての暴力と理不尽を持ってタマキは亡くなった。

これが真だったので剣が抜けて解決したんだけど、やっぱり胸糞悪いなあが正直。

これは妄想だけど、武士の家庭ならば隠居も次男も嫁を取ってただろうから、一体、二人の伴侶はどういう設定でもって居たんだろうな、あの部屋で頓死とか、あとは刀で切り付けられてそうで嫌だなあ………。